Conflux / コンフラックスとは
Confluxとは、国境を越えたグローバルな暗号資産(仮想通貨)エコノミクスを展開する分散型ブロックチェーンプロジェクト
複数の取引を並列処理し高速に処理することができ、複数のプロトコル間で相互運用が可能
コンセンサスアルゴリズム(合意形成)は「Tree-Graph」と呼ばれる有効非巡回グラフ(DAG)を採用
中国政府公認のプロジェクトでConfluxをサポートしている
2020年2月にローンチされ、2023年1月27日現時点で時価総額ランキング211位
Confluxの通貨記号
「CFX」ユーティリティトークン
取引手数料、ステーキング報酬、ストレージのレンタル、ガバナンストークン、マイナー報酬などに使用される
※ステーキング:保有通貨をネットワークに預け入れることで報酬を得られるシステム
※ガバナンストークン:運営に関わる提案への投票権としてトークン保有者に付与される
Confluxの創立者
社長のFan Long氏、YuanJie Zhang氏、CTO(最高技術責任者)のMing Wu氏による共同設立
Fan Long氏:清華大学Yao Classを卒業後、MITでコンピュータ科学の博士号を取得
SIGSOFT優秀博士論文賞・MIT最優秀論文賞受賞、国際情報オリンピックで競技プログラマーとして金メダルを2回獲得
YuanJie Zhang氏:復旦大学で学士号、ブランダイス大学で修士号を取得
投資・資本市場・事業運営の知識を持つ
Ming Wu氏:中国科学院コンピュータ技術研究所で学士号、中国科学技術大学で学士号を取得
Microsoft Research Asia, Systems Research Groupの上級研究員としての経歴を持つ
ConfluxのオフィシャルHP
Conflux(CFX)の特徴
- コンセンサスアルゴリズムに「Tree-Graph」と呼ばれる有効非巡回グラフ(DAG)を採用することで高速な取引処理速度と安価な手数料を実現
※有効非巡回グラフDAG:暗号資産(仮想通貨)の基盤技術のひとつで、ブロックチェーンと同様の分散型ネットワーク。
ブロックチェーンは1ブロックに対し前後のブロックのみを1本のチェーンで繋いでいるのに対し、DAGは1ブロックの前後に複数のブロックを繋げることができる。マイニング(採掘)は存在しないため、マイナー(採掘者)に支払う取引手数料が発生しないことから手数料削減にもなる。
- 1秒当たりの処理件数(TPS)は、ビットコインが7TPS、イーサリアムが30TPSであるのに対し
Confluxは3,000~6,000TPSと非常に高い - Confluxは中国の上海市政府が利用するDApps(分散型アプリケーション)を開発するために出資を受けたことから始まったため注目を浴びるプロジェクトとなった
CFXの供給量
CFXの総供給量は5,278,164,274枚で、現在の市場流通量は約21億枚
Conflux(CFX)取扱取引所
Conflux(CFX)は海外の取引所で取り扱われています
CFX(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト