USDD / Decentralized USD とは
USDDとは、非中央集権型のステーブルコイン
※ステーブルコイン:法定通貨と暗号資産(仮想通貨)が連動する通貨【USDDは米ドルと連動】
中央集権型のテザー(USDT)やUSDコイン(USDC)とは異なる種類のステーブルコイン
USDDの発行はブロックチェーン上で行われ、分散型自立組織のTRON DAOによって管理されている
「年利30%の無リスク金利」を掲げている
価格を安定させる仕組みとしてアルゴリズム型を採用
担保資産総額は市場流通量よりも多く、担保資産は公開されているため安全性・透明性が高い
2022年5月にローンチされ、2022年8月30日時点で時価総額ランキング61位
USDDの通貨記号
「USDD」
USDDの創立者
USDDはトロンが立ち上げた独自アルゴリズム型ステーブルコインで
トロンはトロンCEO(最高経営責任者)でもある中国人のジャスティン・サン氏によって開発された
USDDのオフィシャルHP
USDD(USDD)の特徴
- アルゴリズム型ステーブルコインは市場の需要に合わせてアルゴリズムが供給量を調節し、1米ドルの価値を維持している
- テザー(USDT)のように発行や管理等が特定の管理者によって行われる中央集権型ではなく、USDDの発行はブロックチェーン上、価格はアルゴリズムによってコントロール、管理はTRON DAO(分散型自立組織)によって行われる
- 中央に特定の管理者が存在しないため、発行者や管理者に起因する信用リスクであるカウンターパーティーが発生しない
- トロンネットワーク基盤のDEX(分散型取引所)のSun Swapを利用すると年利30%以上でのステーキングが可能
※ステーキング:ネットワークに通貨を預けることで報酬が得られる仕組み - 担保資産総額は市場流通量よりも多く、オンチェーンアカウントに保管されているすべての担保資産が公開されているため安全性・透明性が高い
- 一方で、同じ仕組みのTerraUSD(UST)は短期間で急成長を見せたものの、価格連動を維持できずシステム崩壊に陥ったため、安全性において懸念されている
USDDの供給量
USDDの発行上限は設定されておらず、現在の市場流通量は約7億2,500万枚
USDD(USDD)取扱取引所
USDD(USDD)は海外の取引所で取り扱われています
USDD(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト