Frax Shareとは
Frax Shareとは、部分担保型ステーブルコインのプラットフォーム
※ステーブルコイン:法定通貨や金と暗号資産(仮想通貨)が連動する通貨【FRAXは米ドルと連動】
ガバナンストークンであるFXSトークン、ステーブルコインであるFRAXトークンの2種類を発行
FRAXは部分的に担保資産とアルゴリズム(無担保)によって価値が裏付けられている独自のシステムを採用
異なるブロックチェーン間で取引可能となるマルチチェーンに対応
2020年12月にローンチされ、2022年12月9日現時点で時価総額ランキング178位
Frax Shareの通貨記号
「FXS」運営に関わる提案への投票権としてのガバナンストークン、担保の調整などに使用されている
「FRAX」ステーブルコインで、1FRAX=1米ドルになるようペッグされている
Frax Shareの創立者
ソフトウェア開発者のSam Kazemian氏によって発案され開発された
Frax ShareのオフィシャルHP
Frax Share(FXS/FRAX)の特徴
- ステーブルコインの種類として主流なのは法定通貨担保型、次点に暗号資産(仮想通貨)担保型であり、Frax Shareが採用する部分担保型は特殊なタイプ
部分的な担保としてUSD Coin(USDC)が裏付けられているほか、アルゴリズムによって裏付けされている - 連動(ペッグ)しているのは最も汎用性の高い米ドル
1FRAX=1米ドルとなるように、FXSトークンの供給量を調整している
アルゴリズムと部分担保の比率は市場価格に応じて以下のように変動
*FRAXが1米ドルを上回ると担保比率が減少
*FRAXが1米ドルを下回ると担保比率が上昇 - 異なるブロックチェーン間で取引可能なマルチチェーンに対応
例えば、ユニスワップといったDEX(分散型取引所)で、ステーキングや流動性プールにFRAXトークン提供することで報酬を得ることも可能
※ステーキング:保有通貨をネットワークに預け入れることで報酬を得るシステム - 部分担保型はステーキングなどの利回りが比較的良いといった長所がある一方、法定通貨担保型に比べると安全性が劣るため運用には注意が必要
FXS / FRAXの供給量
FXS / FRAXの発行上限は設定されておらず、現在のFXSの市場流通量は約1,600万枚
Frax Share(FXS/FRAX)取扱取引所
Frax Share(FXS/FRAX)は海外の取引所で取り扱われています
FXS(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト