Locus Chain / ローカスチェーンとは
Locus Chainとは、分散化と高いスケーラビリティ(拡張)性の双方を提供するブロックチェーンプロトコル
コアシステム「AWTC」によって高速な取引処理速度を実現
様々なDeFi(分散型金融)、GameFi、Metaverse、Smart Cityといったプロジェクトのサポートを目指している
BFTコンセンサスアルゴリズムを採用
2019年5月にローンチされ、2023年3月10日現時点で時価総額ランキング249位
Locus Chainの通貨記号
「LOCUS」ERC-20規格
エコシステム全体の支払い、手数料、報酬、ガバナンストークンなどに使用される
※ガバナンストークン:運営に関わる提案への投票権として使用されるトークン
Locus Chainの創立者
韓国のビデオゲーム会社であるBloom Technologyによって開発された
Locus ChainのオフィシャルHP
Locus Chain(LOCUS)の特徴
- 次世代のレイヤー1パブリックブロックチェーンソリューション
安全かつ低コストで高いパフォーマンスを提供し、ブロックチェーンのトリレンマを解決した最初の分散型レイヤー1パブリックブロックチェーンであるとしている
※ブロックチェーンのトリレンマ:拡張性、安全性、分散性の3つを同時に成立させるのは難しいとする概念で、イーサリアム創設者Vitalik Buterinによって提唱された - 主要エコシステム
・AWTC(Account-Wise-Transaction-Chain)
従来のブロックチェーンは、ブロックから2方向に出るチェーンで接続される一直線構造であるのに対し、AWTCのベースであるDAG構造はブロック接続したチェーンが網目状に展開され並列処理が可能
AWTCはユーザーアカウントごとにチェーンがあり、新規トランザクションは発行したユーザーのチェーンに追加される
これに加えBFTコンセンサスアルゴリズムを採用することで悪意のある攻撃が極めて困難になるため安全性が高まり、ネットワークの安定性を維持左折ことができる
・検証可能のプルーニング(剪定)
従来のプルーニングは古いデータから削除して台帳のサイズを縮小させることでストレージの負担を軽減させていたのに対し、Locus Chainのプルーニングはデータの削除後でもハッシュ値を使用して以前のデータが検証可能
・動的シャーディング
シャーディングとは、バリデーター(ブロック検証・承認者)をランダムにグループ分けして負荷を分散化させる仕組みのこと
Locus Chainではグループのバランスを保つため、作業が集中するなどバランスが悪くなるとシャードを再構成し負荷バランスの再調整を実行することができる
ネットワーク全体の負荷が軽減されるためトランザクション量を増やすことが可能 - ブロックの承認を正しく行ったバリデーターとそのバリデーターに投票したユーザーは報酬としてLOCUSトークンを獲得することができる
LOCUSの供給量
LOCUSの発行上限は70億枚で、現在の市場流通量は約20億枚
Locus Chain(LOCUS)取扱取引所
Locus Chain(LOCUS)は海外の取引所で取り扱われています
LOCUS(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト