PAX Gold / パックスゴールド とは
PAX Goldとは、現物の金(ゴールド)を担保とするステーブルコイン
※ステーブルコイン:法定通貨や金と暗号資産(仮想通貨)が連動する通貨【PAXGは金と連動】
イーサリアムブロックチェーンのERC-20規格のため多くの取引所で暗号資産を通じて金に投資することができる
現物の金を補完する際にかかる保管手数料や信託報酬が発生しないため、比較的低コストで金に投資可能
2019年9月にローンチされ、2022年9月5日時点で時価総額ランキング70位
PAX Goldの通貨記号
「PAXG」1PAX=専門の金庫に保管されているLondon Good Delivery ゴールドバーの1トロイオンス
金のリアルタイムな市場価格に直接紐づいている
PAX Goldの創立者
Pax Dollar(USDP)のCEO(最高経営責任者)兼創設者でもあるCharles Cascarilla氏によって設立
PAX GoldのオフィシャルHP
PAX Gold(PAXG)の特徴
- 現物の金を担保として価値が裏付けされているステーブルコインで、金をより取引しやすくすることを目的に開発された
- 担保となる金は米国信託会社のPaxos Trust Companyによって保管され、第三者機関の監査会社により毎月チェックが入り、そのレポートは公式HPに公開されているため透明性が高い
- 通常、現物の金に投資する場合、貴金属会社に保管を委託するため継続的な保管手数料が、上場投資信託である金ETEの場合は運用委託のために継続的な信託報酬が発生する
PAXGの場合は保管手数料は無料で信託報酬は発生せず、ブロックチェーン上の取引手数料や送金手数料(ガス代)がかかる程度であるため低コストで金投資が可能 - 金に刻印されているシリアル番号と一致するシリアル番号が紐づけられたPAXGに割り当てられ、公式HPでイーサリアムアドレスを入力することでシリアル番号や現在の保有量を確認できる
- 安定的な取引価格が期待できる一方、暗号資産のような短期間での価格急騰は難しい
PAXGの供給量
PAXGと裏付けられる金は1:1の比率で発行されるよう設定されている
現在の市場流通量は約30万枚
PAX Gold(PAXG)取扱取引所
PAX Gold(PAXG)は海外の取引所で取り扱われています
CAKE(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト