ネム / NEM とは
ネム(NEM)とは、「New Economy Movement」(新しい経済活動)の頭文字からなる略称で、ブロックチェーン技術を備えた新しい分散型ブロックチェーン開発プラットフォーム
取引処理速度が高速で、セキュリティレベルが高い
ユーザーは独自トークンの発行が可能で、発行したトークンでICO(資金調達)をすることもできる
ブロックチェーン開発プラットフォーム「シンボル(XYM)」のサブチェーン「NIS1(NEM Infrastructure Server 1)」としても両立している
2015年3月にメインネットがローンチされ、2022年9月21日時点で時価総額ランキング89位
ネムの通貨記号
「XEM」ゼムと読む
ネムの創立者
3名の匿名の開発者(Juguar0625、BloodyRookie、gimre)によって考案された
2017年にはシンガポールを拠点とする非営利団体「NEM財団」が発足されブロックチェーン技術のさらなる躍進を目指している
ネムのオフィシャルHP
https://discord.com/invite/xymcity
ネム(XEM)の特徴
- 取引処理速度が高速で、例えばビットコインのブロック生成時間は約10分であるのに対し、ネムは約1分となり、取引手数料も低くなる
- 「Eigen Trust++」(アイゲントラスト)というアルゴリズムの実装により、ネムユーザーのノード(端末)同士で監視や評価を行うことで悪質なノードの見極めを実現しており、あるノードが不正を企てても、他のノードが瞬時に検知して排除することが可能
- ネムの取引承認作業は「ハーベスティング」と呼ばれ、一定期間1万XEM以上保有することで参加資格を得ることができ、アカウントの重要度に応じて作業報酬が支払われる仕組み
- アカウントの重要度はPoI(Proof of Importance)の「PoIスコア」で管理されており、XEMの保有数・保有期間・取引量などを参考にPoIスコアが算出される
作業量と速度で報酬が決まるビットコインのマイニングよりも、アカウントの重要度によって報酬が決まるハーベスティングは、設備資金や人材に余裕のないユーザーが低コストで始めることが可能 - ユーザーは簡単に独自のトークンを発行でき、発行したトークンでICO(資金調達)が可能
独自に発行したトークンを市場にリリースして資金調達することで、個人でも企業でもクラウドファンディングのように収益を得られる可能性がある - ネムのハードフォークにより新しいブロックチェーンであるシンボル(XYM)が誕生し、ネムはシンボルのサブチェーン「NIS1(NEM Infrastructure Server 1)」としても機能している
※ハードフォーク:仕様変更や大型アップデートにより新しいブロックチェーンが誕生し、既存のものと互換性が無い - 近年注目されているDeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)市場へも参入している
XEMの供給量
XEMの総供給量は8,999,999,999枚で、新規発行はされない
ネム(XEM)取扱取引所
ネム(XEM)は日本×海外の取引所で取り扱われています
XEM(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト