ダイ(Dai)とは
ダイ(Dai)とは、イーサリアムブロックチェーンにおけるERC-20規格のステーブルコイン
※ステーブルコイン:法定通貨と暗号資産(仮想通貨)が連動する通貨【DAIは米ドルと連動】
DeFi(分散型金融)プロジェクト「MakerDAO」が発行・管理している
使用用途は決済、貯蓄、イールドファーミング(投資)など
2022年7月時点では時価総額ランキング11位
2019年11月から複数の資産を担保できるようになった(それまではイーサリアムのみの単一担保)
ダイの通貨記号
DAI「ダイ」と読み、1米ドルがおよそ1DAIになるよう固定されている(ペッグ通貨という)
ダイの創立者
2014年、デンマークの起業家ルーン・クリステン氏によって最初に開発され、その後MakerDAOはメイカー財団という組織が開発や普及活動を、ダイ財団という組織が知的財産権利を管理している
ダイ(MakerDAO)のオフィシャルHP
ダイ(DAI)の特徴
- ステーブルコインは一般的に中央集権機関が発行しているが、ダイは権限が分散されている分散型
- イーサリアムが提供しているERC-20規格を利用して開発されたため、イーサリアム対応のサービスやアプリと互換性がある
- 2019年10月まではイーサリアムの単一担保だったが、2019年11月より複数の資産を担保できるようになった(複数担保)
- CDP(Collateralized debt Positions)というスマートコントラクトにより、発行や市場価格の調整を自動的に行わせている
- 法定通貨よりも処理速度が速く、手数料を抑えることができる
DAIの供給量
DAIの発行上限枚数は設定されていない
メイカープロトコル(DAI発行管理ソフトウェア)に担保として資産を入金し同等額のDAIが発行される
2022年7月14日現在、約69億枚が流通
ダイ(DAI)取扱取引所
ダイ(DAI)は日本×海外の取引所で取り扱われています
DAI(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト