0x / ゼロエックス とは
0xとは、イーサリアムベースの暗号資産(仮想通貨)や異なる通貨同士の取引を可能にしたオープンソースのDEX(分散型取引所)
全ての価値がトークン化され、自由に流動でき、公平でグローバルな金融システムの構築を目指している
様々なDEXで行われる取引の内、イーサリアムベースの通貨を対象に売買情報を集めることで流動性を高めている
これらの売買情報は取引の仲介者である「リレイヤー」というノード(端末)によって使用される
2017年8月にローンチされ、2022年10月17日現時点で時価総額ランキング125位
0xの通貨記号
「ZRX」リレイヤー報酬、保有量に応じて報酬を得ることができるステーキング、運営に関わる提案への投票権としてのガバナンストークンなどに使用される
0xの創立者
研究者でBasic Attention Token(BAT)の技術顧問を務め、0xのCEO(最高経営責任者)であるWill Warren氏、イリノイ大学金融学士号を取得したトレーダーで、0xのCTO(最高技術責任者)であるAmir Bandeali氏による共同設立
0xのオフィシャルHP
0x(ZRX)の特徴
- 中央に管理者を置く中央主権型の取引所とは違い、ブロックチェーン技術とスマートコントラクト(契約自動化システム)によって運営されるため、カウンターパーティーリスクの回避が可能
※カウンターパーティーリスク:中央集権型取引所や銀行などの取引先が破綻・ハッキング被害にあう等して契約が履行されずに損失を被るリスク - 中央集権型取引所では、異なる通貨同士を取引する際、法定通貨やビットコインなどのメジャーな通貨に変えてから取引をする必要があったが、非中央集権型である0xでは異なる通貨同士を直接取引することができるため時間とコストが削減可能
- 主要な処理以外をオフチェーンで行うことにより、取引手数料の削減が可能
- 取引仲介者であるリレイヤーは取引処理でなく、あくまで注文の仲介役を担っており、取引の管理をすることで報酬としてZRXトークンを獲得できる
ユーザーは誰でもリレイヤーになることができ、リレイヤーは自由に取引手数料を設定可能だが、多くはほぼ無料で設定されている - DEXとしての機能以外にもユースケースとして、デジタル商品やサービス向けのeBay式マーケットプレイス、OTC取引デスク(市場を通さずに売り手と買い手が1対1で直接行う取引)、DeFi(分散型金融)プロトコルの取引機能などが挙げられる
ZRXの供給量
LOSTの総供給量は10億枚で、現在の市場流通量は約8億4,700万枚
0x(ZRX)取扱取引所
0x(ZRX)は海外の取引所で取り扱われています
ZRX(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト