Everscale / エバースケールとは
Everscaleとは、レイヤー1の第5世代ブロックチェーンプロジェクト
取引処理能力は1秒間に数百万件
独自のコンセンサスアルゴリズム「Soft Majority Fault Tolerance(SMFT)」を採用することで分散性を保ちつつ高いスケーラビリティの提供を実現
メインとなる技術プロトコル「Reliable External Messaging Protocol (REMP) 」とスマートコントラクト(契約自動化システム)「DeBot」により、スマートコントラクト間の操作が簡単かつ安全に実行可能
独自の仮想マシン「Everscale VM(ESVM)」では、ユーザーは簡単にブロックチェーンを活用することができる
2020年10月にローンチされ、2023年1月30日現時点で時価総額ランキング182位
Everscaleの通貨記号
「EVER」ネイティブトークン
取引手数料やガバナンストークンなどに使用される
※ガバナンストークン:運営に関わる提案への投票権としてトークン保有者に付与される
Everscaleの創立者
創設者兼CEO(最高経営責任者)であるFlorian Dierks氏による設立
EverscaleのオフィシャルHP
Everscale(EVER)の特徴
- 第5世代ブロックチェーンでは、負荷の増加に応じて動的にシャーディングを実行することができ、高い分散性を保ちつつ、1秒当たりの処理件数(TPS)の数百万件を安全にスケーリング(拡張)可能
※シャーディング:検証ノードをランダムに分割することで負荷を分散させ、トランザクション処理能力を向上させる技術
独自コンセンサスアルゴリズム「Soft Majority Fault Tolerance(SMFT)」を採用することで実現したもので、SMFTでは1つのデータシャード内(WorkChain)で複数のシャードまたはスレッドを処理することができ、各WorkChain内の全てのバリデーターがネットワークセキュリティに参加可能となる
※バリデーター:ブロックチェーンに記録されるデータが正しいのかを検証するノード - 1秒当たりの処理件数(TPS)は、ビットコインが7TPS、イーサリアムが30TPSであるのに対し
Everscaleは数百万TPSと非常に高い - Reliable External Messaging Protocol (REMP)と呼ばれるプロトコルは、スマートコントラクト間またはユーザーからスマートコントラクトへの情報と指示配信を安全に実行する手段
また、対話型インターフェースのスマートコントラクト「DeBot」では、スマートコントラクトとのチャットによって様々な機能へ柔軟にアクセスすることができる - イーサリアム仮想マシン(EVM)を改良して開発されたEverscale VM(ESVM)は、チューリング完全かつ特定のハードウェアに依存しない環境でブロックチェーンの組み立てを実行可能
※チューリング完全:あらゆるプログラムを実行することができるシステム
EVERの供給量
EVERの総供給量は2,049,945,261枚で、現在の市場流通量は約17億枚
Everscale(EVER)取扱取引所
Everscale(EVER)は海外の取引所で取り扱われています
EVER(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト