Multichain / マルチチェーンとは
Multichainとは、クロスチェーンプロトコルの開発プラットフォーム
元々は2020年7月にクロスチェーン対応DEX(分散型取引所)のAnyswap(ANY)として設立され、2021年3月に現在の名称へリブランディング
クロスチェーンルータープロトコル(CRP)としてWeb3の究極のルーターになることを目指している
複数のブロックチェーンの相互運用が可能
大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスがブリッジツールとして推奨している
2023年3月29日現時点で時価総額ランキング193位
Multichainの通貨記号
「MULTI」取引手数料、ステーキング、ガバナンストークンなどに使用されている
※ステーキング:保有通貨をネットワークに預け入れることで報酬を得られるシステム
※ガバナンストークン:運営に関わる提案への投票権として使用されるトークン
「VeMULTI」分散型自律組織multiDAOの管理スキームとして使用される
Multichainの創立者
Gideon Greenspan氏、Zhaojun氏による共同設立
MultichainのオフィシャルHP
Multichain(MULTI)の特徴
- MultichainネットワークはSMPCノードによって構成されている
SMPCノードはブロックチェーンとは別に、グループごとにまとめてトランザクション署名を実行する必要があり、各ノードは鍵の一部しかわからない仕組みのため安全性が高い - 主な提供サービス
【ブリッジ】
スマートコントラクト(契約自動化システム)によって異なる2つのブロックチェーン間で資産を転送する機能
【ルーター】
流動性プールを使用して2つ以上の異なるブロックチェーン間で資産を転送する機能
【anyCall クロスチェーンコントラクトコール】
MultichainネットワークのSMPCノードによるセキュリティネットワークを全て備えたクロスチェーンコントラクトを、スマートコントラクトによって呼び出すことができる機能
【クロスチェーン NFT ブリッジ / ルーター】
NFT(非代替性トークン)用のブリッジとルーターを提供 - MULTIトークンをステーキングすることでVeMULTI NFTを獲得可能
獲得したVeMULTI NFTはガバナンスでの提案や投票権が付与される
NFTとしての価値に加え報酬を得ることもできる - 大手暗号資産取引所バイナンスを提携し、DeFi(分散型金融)のブリッジとして使用することも可能
バイナンスは、BNBチェーンと他のブロックチェーン間でブリッジするツールとしてMultichainを推奨しているため信頼性が高い
MULTIの供給量
MULTIの発行上限は1億枚で、現在の市場流通量は約1,450万枚
Multichain(MULTI)取扱取引所
Multichain(MULTI)は海外の取引所で取り扱われています
MULTI(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト