Marlin / マーリンとは
Marlinとは、DeFi(分散型金融)やWeb3.0向けのプログラムが可能なネットワークインフラストラクチャを提供するオープンプロトコル
ノード(ユーザー端末)間の通信を最適化することでP2Pプラットフォームを拡張することが目的
分散型自律組織のPOND DAOによって運営管理されている
2020年12月にローンチされ、2023年4月20日現時点で時価総額ランキング287位
Marlinの通貨記号
「POND」
ERC-20規格のネイティブユーティリティトークン
バリデータ(ブロック承認者)やコミュニティ等に配布され、報酬に使用される
「MPOND」
ステーキング、ガバナンストークンに使用される
※ステーキング:保有通貨をネットワークに預け入れることで報酬を得られるシステム
※ガバナンストークン:運営に関わる提案への投票権として使用されるトークン
Marlinの創立者
Siddhartha氏、Prateesh氏、Roshan氏による共同設立
Siddhartha氏:ブロックチェーンZilliqaの開発担当でMicrosoftとAdobeでの経歴を持つ
Prateesh氏:MIT(マサチューセッツ工科大学)のPh.D.(博士号)候補で、専門はコンピュータネットワーク
Roshan氏:ソフトウェアライブラリBoost C++の寄稿者で、オープンソース愛好家
MarlinのオフィシャルHP
Marlin(POND)の特徴
- 複数のレイヤー1、レイヤー2プラットフォーム用に構築されたゲートウェイを提供するレイヤー0プロジェクトの1つ
※レイヤー1:メインブロックチェーン ※レイヤー2:メインブロックチェーン以外のオフチェーン
※レイヤー0:EVM(イーサリアム仮想マシン)に対応したブロックチェーンを接続することができるクロスチェーンシステムで、理論上はあらゆるブロックチェーンに対応可能 - Marlinネットワーク内のノードは「メタノード」と呼ばれ、MarlinVM(マーリン仮想マシン)を操作する
MarlinVMとは開発者がカスタマイズされたオーバーレイをデプロイしてエッジ処理を実行するための仮想ルーターインターフェース
※オーバーレイ:プログラムを機能ごとに分割し、それぞれをプログラム自身が管理・制御すること
※デプロイ:システム開発工程において、システムを利用可能な状態にすること ※エッジ処理:計算処理を分散化させて負荷を抑える技術 - Marlinは分散ノード間のネットワークに依存して機能しており、ブロックチェーンに依存しないため拡張性が高い
- MPONDをステーキングすることで報酬としてPONDトークンを獲得可能
100万PONDをロックすることで1MPONDがミントできる(逆も然り)
MPONDはガバナンストークンとして使用され、1MPOND=1投票
PONDの供給量
PONDの発行上限は100億枚で、現在の市場流通量は約80億枚
Marlin(POND)取扱取引所
Marlin(POND)は海外の取引所で取り扱われています
POND(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト