Secret / シークレット とは
Secretとは、プライバシーを保護するスマートコントラクト(契約自動化システム)「シークレットコントラクト」を備えたブロックチェーン
DApps(分散型アプリケーション)を開発するスマートコントラクトに匿名性を付与できる最初のプロジェクト
シークレットコントラクトを利用して開発されたDEX(分散型取引所)「Secret Swap」を提供
コンセンサスアルゴリズム(合意形成)はPoS(Proof of Stake)の発展型であるDPoS(Deligated Proof of Stake)を採用
2020年9月にローンチされ、2022年11月17日現時点で時価総額ランキング150位
Secretの通貨記号
「SCRT」
ガス代(取引手数料)の支払い、通貨保有量に応じて報酬を得ることができるステーキング、運営に関わる提案への投票権を持つガバナンストークン等に使用されている
Secretの創立者
プライバシーに重点を置いた分散型テクノロジーの採用専門組織であるSecret財団によって設立された
Secret財団はMIT(マサチューセッツ工科大学)の卒業生であるTor Bair氏によって2017年に設立された
SecretのオフィシャルHP
Secret(SCRT)の特徴
- イーサリアムなどスマートコントラクトを搭載したブロックチェーンのほとんどは一般公開されており、取引記録は誰でも調べることができる仕様
Secretが備えている「シークレットコントラクト」は基本的に非公開で、送受金やその状態は暗号化されており、アクセス権が付与されていない限り第三者が表示することはできない仕組みになっているため、機密性の高いデータのプライバシーを維持することを可能にした - コンセンサスアルゴリズムのDpoSは、ユーザーがSCRTトークンの保有量などに応じてバリデータを選任でき、バリデータの作業報酬の一部を獲得可能
※バリデータ:ブロックチェーンに記録されるデータの内容が正しいのかを検証するノード(端末)のこと - デフォルトで暗号化されているブロックチェーンの取引データを検証するために、バリデータは「Trusted Exection Environment(TEE)」というハードウェアを利用
TEEはブロック内のデータにアクセスせずに検証可能な仕組みで、すべてのバリデータはTEE内でコードを実行するため、暗号化および処理情報にアクセスすることはできない - NET(非代替性トークン)市場にも参入しており、プライベートメタデータや所有権などのプライバシー機能を備えている(Secret NFTと呼ばれる)
アートコレクターは身元が保護され、クリエイターは自分の作品へのアクセス権をコントロールできる権限が付与される仕組み
SCRTの供給量
SCRTの総供給量は190,165,060枚で、現在の市場流通量は約1億6,000万枚
Secret(SCRT)取扱取引所
Secret(SCRT)は海外の取引所で取り扱われています
SCRT(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト