Axelarとは
Axelarとは、Web3向けのDApps(分散型アプリケーション)実装におけるクロスチェーン通信を提供するパブリックブロックチェーン
Cosmos SDKを基盤に構築されている
ブロックチェーン間を接続するプロトコル「Cross-Chain Gateway Protocol(CGP)」により簡単にブロックチェーン同士の相互接続が可能
2022年9月にローンチされ、2023年2月8日現時点で時価総額ランキング183位
Axelarの通貨記号
「AXL」ネイティブトークン
ガス代(取引手数料)、ガバナンストークン、報酬などに使用されている
※ガバナンストークン:運営に関わる提案への投票権として使用されるトークン
Axelarの創立者
アルゴランド(ALGO)の創設チームメンバーであるSergey Gorbunov氏、Georgios Vlachos氏による共同設立
Sergey Gorbunov氏:MIT(マサチューセッツ工科大学)の博士号を持ちウォータールー大学で助教授を務めている
Georgios Vlachos氏:国際数学オリンピックで金メダルを獲得した経歴を持つ
AxelarのオフィシャルHP
Axelar(AXL)の特徴
- 既存のクロスチェーン技術を提供するプラットフォームでは、開発者が接続先のブロックチェーンプロトコルを理解し、接続先のアップデートがある度に対応する必要があるためシステムの維持が大変
- AxelarではDApps開発者が利用しやすく簡単に接続できるようにするため、「Axelar SDK」と「Cross-Chain Gateway Protocol(CGP)」を提供
Axelar SDK:プロトコルとAPIが集結し、Axelar Networkに対応する全てのエコシステムに対しリクエストを発行できる
CGP:ゲートウェイスマートコントラクトで、ブロックチェーン同士を自動的に相互運用させることができる
※スマートコントラクト:契約自動化システム - Axelarで最初のクロスチェーン転送DApps「Satelite」を公開している
- コンセンサスアルゴリズム(合意形成)はPoSの発展型であるDPoS(Delegated Proof of Stake)を採用
DPoSは、通貨保有者による投票により委任されたブロック承認者がブロックの生成・検証を行う仕組み
ブロックが正しく承認されると、当該ブロックの承認者と、その承認者に投票したユーザーに対し、報酬としてAXLトークンが付与される - 2023年2月、米国大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースに上場することが発表され価格が高騰した
AXLの供給量
AXLの発行上限は設定されておらず、現在の市場流通量は約1億5,500万枚
Axelar(AXL)取扱取引所
Axelar(AXL)は海外の取引所で取り扱われています
AXL(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト