THORChain / トールチェーン とは
THORChainとは、異なるブロックチェーンを繋ぐクロスチェーンのDEX(分散型取引所)を提供するDeFi(分散型金融)サービスで、異なる暗号資産(仮想通貨)が交換可能な分散型流動性プロトコル
ステーキングといった様々なDeFiサービスを提供
※ステーキング:ネットワークに通貨を預け入れることで報酬を得られるシステム
ブロックチェーン開発ツール「Cosmos SDK」によってだれでも簡単にブロックチェーンの構築が可能
ハッキングに対する保護機能の強化や、サイバーセキュリティ企業の監査を受け、スマートコントラクト機能に脆弱性は無いという報告を受けている
2021年1月にメインネットがローンチされ、2022年9月1日時点で時価総額ランキング65位
THORChainの通貨記号
「RUNE」
THORChainの創立者
THORChainプラットフォームに創立者やCEO(最高経営責任者)、特定の開発組織はいない
プラットフォームの開発はオンラインプロジェクト管理ツール「Gitlab」上で行われ、世界中の匿名ユーザーによって開発されている
THORChainのオフィシャルHP
THORChain(RUNE)の特徴
- バイナンスの独自チェーン「Binance Chain」を利用して異なるブロックチェーン間で暗号資産を交換するトークンスワップサービスを提供しており、ユーザーは誰でも簡単に取引所を介さずにスワップが可能
- 開発者はノード(ユーザー端末)の元でコードを開発
ノードはステーカー(RUNE保有者)の元で資産を保護しオンライン状態を保持
ステーカーはユーザーのために市場に供給される通貨資産をプールし流動性を保持
ユーザーは取引手数料を支払うことでプラットフォームの経済を活性化させている - 上記のように分散型で動くTHORChainのプロジェクトは非営利目的のため、ユーザーが支払った取引手数料は報酬として開発チームに支給されることはなく、開発チームは他の全てのユーザーと同様にステーキングによって報酬としてRUNEを獲得できる
- RUNEは、どの資産やチェーンを優先するかなど運営に関わる事項を決定する投票権を持つガバナンストークンとしての役割もある
- 2021年7月に2度のハッキング被害にあったことから、Cosmos SDKによってハッキングに対する保護機能の強化、サイバーセキュリティ企業であるCertik社からの監査を受ける等の安全なプラットフォームの構築を目指している
RUNEの供給量
RUNEの総発行量は5億枚で、現在の市場流通量は約3億3,000万枚
THORChain(RUNE)取扱取引所
THORChain(RUNE)は海外の取引所で取り扱われています
RUNE(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト