ICON / アイコン とは
ICONとは、現実世界でのブロックチェーンのさらなる活用を促進するためのプロジェクト
韓国発のICONは、韓国国内ではすでに銀行や病院、大学、E-Commerceなどのコミュニティと提携している
独自のコンセンサスアルゴリズム(合意形成)・スマートコントラクト(契約自動化システム)を採用
DEX(分散型取引所)を導入している
韓国版イーサリアムとも呼ばれる
2017年10月にローンチされ、2022年10月18日現時点で時価総額ランキング129位
ICONの通貨記号
「ICX」
取引手数料・スマートコントラクトの支払い、保有量に応じて報酬を獲得できるステーキング等に使用される
ICONの創立者
韓国最大のフィンテック企業であるDAYLI Financial GroupのCSO(最高戦略責任者)を務めた経歴を持つMin Kim氏によって設立された
ICONのオフィシャルHP
ICON(ICX)の特徴
- 独自ブロックチェーン技術「Loopchain」によって異なるコミュニティをICONネットワークの中心である「ICON Nexus」へ繋げている
- 独自スマートコントラクト技術「SCORE」はLoopchainの機能を拡張したもので、ブロックチェーン承認などの段階を気にすることなくスマートコントラクトを実行でき、アルゴリズムの異なるブロックチェーンを繋げることも可能
SCOREのデータ更新も簡単で、スマートコントラクトに不具合が生じてもブロックチェーン機能に影響はないとされている - 独自コンセンサスアルゴリズム「LFT(Loop Fault Tolenance)」はビザンチン将軍問題解決を目的に、正しい合意形成を行うための独自の高性能機能で、2種類のノード(端末)で構成されている
【リーダーノート】取引記録をまとめてブロック生成をおこなう
【検証ノード】リーダーノートが作成したブロックに不正が無いか検証し、ブロックの新規作成には一定の検証ノードによる賛成が必要
※ビザンチン将軍問題:信頼のおけないネットワーク上で、通信や各ノードが故障や不正を行う場合、正しい合意形成ができるのかという問題 - 中央に特定の管理者を置かない非中央集権型のDEX(分散型取引所)を導入し、異なる通貨をユーザー間で直接取引することができるため時間とコストの削減可能
- 韓国企業向けに分散型IDサービスを提供
ユースケースとして、金融口座開設時の顔認証サービス、COVID-19(新型コロナウィルス)の追跡管理サービス、大学の卒業証書等の電子証明書の発行・保管・検証サービスなど多岐に渡る
ICXの供給量
ICONの発行上限は設置されておらず、現在の市場流通量は約9億枚
マイニング(採掘)によって通貨が新規発行されるのではなく、ICONコミュニティの代表である「C-rap」が毎年行う協議によって新規発行量が決定される仕組み
コミュニティメンバーはユーザーによる選出で決まる
ICON(ICX)取扱取引所
ICON(ICX)は海外の取引所で取り扱われています
ICX(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト