ループリング / Loopring とは
ループリングとは、DEX(分散型取引所)の構築のために設計されたオープンソースのプロジェクト
CEX(中央集権型取引所)とDEXがそれぞれ持つデメリットを解消することを目的としている
イーサリアムベースで、イーサリアムのセカンドレイヤ―「ZkRollups」で構築されている
取引処理速度が高速で手数料は減額かつ高いセキュリティ性の保持に成功
2017年8月に一般公開され、2022年9月14日時点で時価総額ランキング83位
ループリングの通貨記号
「LRC」イーサリアムのERC-20規格
ループリングの創立者
開発を管理するループリング財団はCEO(最高経営責任者)であるDaniel Wang氏によって設立された
同氏は中国・上海のソフトウェアエンジニア兼起業家であり、Google社でテクニカルリードとシニアソフトウェアエンジニアとしての経歴を持つ
ループリングのオフィシャルHP
ループリング(LRC)の特徴
- BinanceなどのCEXは現在暗号資産(仮想通貨)取引所としては主流で人気がゆえに手数料高騰や、中央の管理者がハッキングされるとシステム全体が停止してしまうといったリスクがある
それらの問題を解消するべく誕生したのがUniswapなどのDEXで、手数料の低減やハッキングの危険性が低くなった一方、流動性の低さが問題視されている
そこで新たに誕生したループリングでは、最大で16の注文取引を「リング」としてひとまとめにし、スマートコントラクト(取引自動化システム)によって組み合わせることで取引を効率的にし、流動性を高めている - イーサリアムのセカンドレイヤー「ZkRollup」は取引処理を集約しオフチェーンで処理して、イーサリアムブロックチェーンに保存できる技術で、これにより取引手数料はイーサリアムの100分の1に抑えることができ、低コストで取引が可能
- ループリングがZkRollupを導入することでイーサリアムの高いセキュリティ性を維持しつつ、取引処理速度の高速化と取引手数料低減を実現
イーサリアムは1秒ごとに約15件の取引処理ができる一方、ループリングは1秒ごとに約2,025件の処理が可能 - 改善点としては通貨保有のメリットが無いことなどが挙げられる
LRCの供給量
RVNの総供給量は1,374,513,896枚で、現在の市場流通量は約10億枚
ループリング(LRC)取扱取引所
ループリング(LRC)は海外の取引所で取り扱われています
LRC(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト