TerraClassicUSD / テラクラシックユーエスディー とは
TerraClassicUSDとは、イーサリアム上で稼働する無担保型のステーブルコイン
※ステーブルコイン:法定通貨や金と暗号資産(仮想通貨)が連動する通貨【USTCは米ドルとペッグ】
発行元である韓国のTerraForm LabsはTerra(LUNA)も発行している
USTCは同価値のLUNAをバーンすることで発行される
※バーン(焼却):流通している通貨を使えない状態にすること
「Terra Bridge」機能により、様々な異なるブロックチェーン間で資産の移動が可能となり、DeFi(分散型金融)の運用がしやすい
2020年9月にローンチされ、2022年9月14日時点で時価総額ランキング29位
2022年5月、発行していたステーブルコインのUSTがディペッグ(参照価格から価格乖離すること)で価格が大暴落した影響を受け、新たなTerraチェーンが立ち上げられた
TerraClassicUSDの通貨記号
「USTC」1USTC=1米ドルになるよう調整されている
TerraClassicUSDの創立者
2018年1月、Daniel Shin氏、Do Kwon氏による共同創立
Daniel Shin氏は韓国の大手電子取引プラットフォームTicket Monster社の共同創設者でもある
Do Kwon氏は分散型ワイヤレスメッシュネットワークソリューションのを提供するAnyfi社を創立しCEO(最高経営責任者)を務めた
TerraClassicUSDのオフィシャルHP
TerraClassicUSD(USTC)の特徴
- 独自のアルゴリズムを使用し価格を安定させる無担保のステーブルコインで、価格の安定性を保つために異なるトークンであるLUNAを用意して市場の供給量を調整し安定性を保っている
USTCの需要が高くなると、価格を保つためにUSTCをバーンしてLUNAを発行し、LUNAの需要が高くなるとLUNAをバーンしてUSTCを発行する仕組み - 「Terra Bridge」はイーサリアムやバイナンススマートチェーンなどの他のブロックチェーンに対応しており、異なるブロックチェーン間で資産の移動が可能となることで、ユーザーはDeFi(分散型金融)の運用がしやすくなる
- コンセンサスアルゴリズムはPoS(Proof of Stake)で、通貨をネットワークに預け入れることで報酬を得られるステーキングに対応している
- 2022年5月、発行していたステーブルコインのUSTがディペッグ(参照価格から価格乖離すること)で価格が大暴落した影響を受け、新たなTerraチェーンであるTerra 2.0が立ち上げられた
USTCの供給量
USTCの発行上限は設定されておらず、1LUNAがバーンされるごとに1USTCが発行される
現在の市場流通量は約91億枚
TerraClassicUSD(USTC)取扱取引所
TerraClassicUSD(USTC)は海外の取引所で取り扱われています
USTC(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト