Casper / キャスパー とは
Casperとは、ブロックチェーン技術、スマートコントラクト(契約自動化システム)、DApps(分散型アプリケーション)の世界的な普及を目指すブロックチェーンプラットフォーム
イーサリアムのPoS(Proof of Stake)実装の中核技術を担っている
ブロックチェーン技術とPoSを独自に活用し、企業や開発者向けに利用しやすい環境を整えている
2021年3月にメインネットがローンチされ、2022年10月13日現時点で時価総額ランキング87位
Casperの通貨記号
「CSPR」ステーキング、ガバナンストークンに使用される
※ステーキング:通貨保有量に応じて報酬を得られるシステム
※ガバナンストークン:運営に関わる提案への投票権
Casperの創立者
2018年にCasper Labsが立ち上げられ、Casperの開発と保守を担っている
プログラマー兼エンジェル投資家でCEO(最高経営責任者)のMrinal Manohar氏、ソフトウェアエンジニアでCTO(最高技術責任者)のMedha Parlikar氏による共同設立
CasperのオフィシャルHP
Casper(CSPR)の特徴
- イーサリアムの開発者が構築したCasper CBCブロックチェーンをベースに開発された最初のPoSブロックチェーンプラットフォーム
- イーサリアムがPoW(Proof of Work)からPoSへ移行するにあたって中核技術として使用されており、ユーザー増加による取引処理速度の遅延や手数料高騰といったスケーラビリティ問題の解決を目指す
- コンセンサスアルゴリズム(合意形成)にHighway Protocol、取引処理にシャーディング技術を導入
・Highway Protocol:Casper CBCベースのDAGテクノロジー(有効非巡回グラフ)プロトコルで、時系列順になったトランザクションごとに承認作業が行われるためマイニング不要
・シャーディング:取引ごとに分けたブロックを同時に複数処理(並列処理)することで高速な取引処理速度を実現 - 開発言語に比較的メジャーなWebAssemblyを採用し、後からコードの書き換えが可能で参入しやすい
- 企業がアプリケーションの構築をする際、機密性の高いプライベートネットワークと安全性の高いパブリックネットワークの両方を活用した種類から自由に選ぶことができる
CSPRの供給量
CSPRの発行上限は設定されておらず、現在の市場流通量は約100億万枚
Casper(CSPR)取扱取引所
Casper(CSPR)は海外の取引所で取り扱われています
CSPR(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト