ビットコインキャッシュ / Bitcoin Cashとは
ビットコインキャッシュとは、ビットコイン(BTC)からハードフォーク(分岐)して誕生した暗号資産(仮想通貨)
※ハードフォーク:ブロックチェーンの大幅な仕様変更(アップデート)によって分岐した新規のブロックチェーンで、既存のチェーンと互換性がない
取引処理の遅延や手数料高騰といったスケーラビリティ問題を解決するために生まれた
基本的な仕様はビットコインと同じだが、ブロックサイズが大きくなったため取引処理速度が速い
スマートコントラクト(自動契約システム)機能があり、DApps(分散型アプリケーション)の開発が可能
2017年8月にローンチされ、2022年7月29日時点では時価総額ランキング29位
ビットコインキャッシュの通貨記号
「BCH」
ビットコインキャッシュの創立者
ビットコインキャッシュの分岐元で、ビットコインの創立者であるとされるサトシ・ナカモト
ビットコインキャッシュのオフィシャルHP
ビットコインキャッシュ(BCH)の特徴
- ビットコインのスケーラビリティ問題解決方法に関してコミュニティ内で、取引データを圧縮してブロックの空き容量を増やすSegwit派と、ブロックそのものを拡張して容量を大きくするビッグブロック派の2つの派閥に分かれ、最終的にハードフォークすることになりビットコインキャッシュが生まれた
- 基本的にビットコインと同じ仕様で、ブロック生成は10分、コンセンサスアルゴリズムはPoW(プルーフオブワーク)を採用している
- ビットコインのブロックサイズが1MBに対し、ビットコインキャッシュは32MBになったことで取引処理速度が速くなり、手数料を抑えることができたため決済手段として需要が高まっている
- 条件に基づき仲介者なしで契約を自動に実行するスマートコントラクト機能が備わっており、DeFi(分散型金融)のようなDApps(分散型アプリケーション)を開発可能
BCHの供給量
BCHの発行上限は2,100万枚で、現在の市場流通量は約1,900万枚
マイニング(発掘)によって発行され、4年に1度の半減期が設定されている
※半減期:マイニング報酬額を半分に減らして通貨の発行量を調整する期間のことで、インフレを防止し価値を上昇させることが目的
ビットコインキャッシュ(BCH)取扱取引所
ビットコインキャッシュ(BCH)は日本×海外の取引所で取り扱われています
BCH(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト