IOST / アイオーエスティー とは
IOSTとは、Internet of Service Tokenの略で、DApps(分散型アプリケーション)を開発するための分散型ブロックチェーンプラットフォーム
様々なブロックチェーン技術サービスを提供することが目的
ユーザー増加による取引処理速度の遅延や手数料高騰といったスケーラビリティ問題の解決に貢献
独自コンセンサスアルゴリズム(合意形成)としてPoB(Proof of Believability)を採用
2018年に開発され、2022年10月17日現時点で時価総額ランキング126位
IOSTの通貨記号
「IOST」
IOSTの創立者
中国人のJimmy Zhong氏を中心とした6名による共同設立
Jimmy Zhong氏は大学時代からブロックチェーンに興味を持ち、在学中に学生が授業ノートを交換できるマーケットプレイスを提供する会社を設立し、4,000万ドル(現在のレートで約59億円)で売却した
IOSTのオフィシャルHP
IOST(IOST)の特徴
- コンセンサスアルゴリズムにPoB(Proof of Believability)、取引処理にシャーディング技術を導入することで取引処理速度の高速化を実現
同じDApps開発プラットフォームであるイーサリアムは1秒間に約15件が取引承認されるのに対し、IOSTでは1秒間に約8,000件の取引承認が可能
※シャーディングとは、取引ごとに分けたブロックを同時に複数処理(並列処理)することで高速な取引処理速度を実現する技術のことで、IOSTにおけるシャーディングはEDS(Efficient Distributed Sharding)と呼ばれる - PoB(Proof of Believability)は3つのユーザーにより成り立っており、報酬が分配される
【Serviノード】:ブロック生成や取引承認をおこなうフルノードで、通貨保有量や取得したServiトークン、過去の行動や取引履歴等のノードに関する評価によって獲得できる「Believability score」というスコアを参考に、優先付けされたバリデータと通常のバリデーターに分けられる
※バリデータ(validator)とはブロックチェーンのブロック生成や記録されるデータの内容が正しいのか検証するノード(端末)のこと
【パートナーノード】:コミュニティへの貢献度を指標に報酬を得るノード
【通常アカウントユーザー】:保有するIOSTトークンをノードへ投票することで報酬を得る - プログラミング言語には多くの開発者が利用しているJavaScriptを採用し、開発者が参入・開発しやすい環境を整えている
- DeFi(分散型金融)分野への参加に積極的
IOSTの供給量
LOSTの総供給量は900億枚で、現在の市場流通量は約186億万枚
IOST(IOST)取扱取引所
IOST(IOST)は日本×海外の取引所で取り扱われています
IOST(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト