ヴィチェーン / VeChainとは
ヴィチェーンとは、企業に対し透明性や安定性をもたらすことを目指し、サプライチェーンにブロックチェーン技術を導入するためのプラットフォーム
独自のブロックチェーン「VeChain Thor」を構築しており、デュアルトークンシステム(VET、VTHO)を採用
コンセンサスアルゴリズムは「PoA(Proof of Authority)」を導入
複数の大手グローバル企業と提携している注目の暗号資産(仮想通貨)
2016年6月にローンチされ、2022年8月3日時点で時価総額ランキング33位
ヴィチェーンの通貨記号
「VET」メインのトークンで、取引や決済に使用される
「VTHO(VeChain Thor Energy)」ブロックチェーン上でアプリを利用・構築する際や取引手数料に使用される
ヴィチェーンの創立者
ルイヴィトン チャイナの元CIO(最高情報責任者)のSunny Lu氏が創立したプロジェクト
中国最大手ブロックチェーン企業の1つBitSE社が親会社のため顧客基盤が強い
ヴィチェーンのオフィシャルHP
ヴィチェーン(VET)の特徴
- ビジネス向けのアプリケーションプラットフォームで、仕入れや生産、製造、流通経路などすべての情報をデータ化し分散的に管理することで消費者への透明性を図っている
- リリース当初はイーサリアムのブロックチェーン上に構築されていたが、2018年6月に独自ブロックチェーン「VeChain Thor」に移行し、その際にそれまでの通貨名であった「VEN」を「VET」に変更
- デュアルトークンシステム(2種類のトークン)を採用しており、メイントークンVETの使用手数料の支払いにVTHOが使用され、VTHOはVETの保有量に応じてVeChainから付与される仕組み
つまりヴィチェーンプラットフォームを使用するためにはVETが必要で、VETを使用するためにはVTHOが必要、VTHOを得るためにはVETを保有する必要があり、必然的に流通量が増えるシステム - コンセンサスアルゴリズムとして導入しているPoA(Proof of Authority)は、VETの保有量に応じて取引承認が行われる仕組みで、VETは保有量に応じて報酬が得られるステーキングに対応している
VETの供給量
VETの発行上限は86,712,634,466枚で、現在の市場流通量は約720億枚
VTHOはVETの残高に基づいて生成される
ヴィチェーン(VET)取扱取引所
ヴィチェーン(VET)は海外の取引所で取り扱われています
VET(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト