シンボル / Symbol とは
シンボル(XYM)とは、ネム(XEM)のハードフォークにより誕生した企業向けブロックチェーン開発プラットフォーム
※ハードフォーク:仕様変更や大型アップデートにより生まれた新しいブロックチェーンで、既存のチェーンと互換性が無い
ネムより取引処理速度が高速で、マルチシグ技術によりセキュリティレベルが高い
パブリックチェーンとプライベートチェーンの両方を提供するハイブリットチェーンで、異なるブロックチェーンとの相互運用が可能
南米のグローバル企業で建築工程管理や、2022年ワールドカップのホテル建設にシンボルが利用された
2021年3月にローンチされ、2022年11月9日現時点で時価総額ランキング130位
シンボルの通貨記号
「XYM」
シンボルの創立者
暗号資産(仮想通貨)専門家と愛好家の匿名チームによってフォーク(分岐)された
開発はネムグループ社が担っている
シンボルのオフィシャルHP
https://docs.symbol.dev/index.html
シンボル(XYM)の特徴
- ネム(XEM)のアップグレード版ともいわれており、高速な取引処理速度を継承し、マルチシグを搭載することでセキュリティレベルを向上させた
※マルチシグ:通貨を送信する際、複数回の電子署名を必要とするセキュリティ技術 - ハイブリットチェーンは、プライベートチェーンの高レベルなエコシステムを維持しつつ、パブリックチェーンと自由に通信することができ、異なるブロックチェーンと相互運用が可能
シンプルかつコストを抑えることができるため、企業の技術革新を促すことができる - コンセンサスアルゴリズム(合意形成)はPoS(Proof of Stake)の修正版であるPoS+を採用
通貨保有量のほか、支払った手数料の合計額やネットワークへの貢献度など、アカウントの重要度に応じて作業報酬が支払われる仕組み
取引承認作業は「ハーベスト」と呼ばれている - ネムはシンボルのサブチェーン「NIS1(NEM Infrastructure Server 1)」としても機能している
- 近年注目されているDeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)市場へも参入している
XYMの供給量
XYMの発行上限は8,999,999,999枚で、現在の市場流通量は約56億枚
シンボル(XYM)取扱取引所
シンボル(XYM)は日本×海外の取引所で取り扱われています
XYM(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト