NXMとは
NXMとは、分散型保険サービスを提供するプラットフォーム「Nexus Mutual」が発行するDeFi(分散型金融)トークン
Nexus Mutualはイーサリアムブロックチェーン上に構築
ブロックチェーン技術と保険を組み合わせ、保険の力を人々に還元するためにリスク共有プールを提供
補償してほしい保険金額を自身で設定することができ、保険金の請求はNXMトークンを利用
プロトコルに貢献すると報酬としてNXMトークンを獲得することができる
DAO(分散型自律組織)による運営
2020年7月にローンチされ、2023年2月3日現時点で時価総額ランキング215位
NXMの通貨記号
「NXM」ユーティリティトークン
カバー製品の購入、リスク評価、保険金請求評価、ガバナンストークンなどに使用されている
※ガバナンストークン:通貨保有量に応じて、運営に関わる提案への投票権として付与されるトークン
「WNXM(WrappedNXM)」Nexus Mutual外で使用できるトークン
1NXM=1WNXMで交換することができる
NXMの創立者
保険会社であるMunich ReのCFO(最高財務責任者)としての経歴を持つHugh Karp氏によって設立
NXMのオフィシャルHP
NXM(NXM)の特徴
- Nexus Mutualが発行するNXMトークンは、保険サービスを受けるための会員(メンバー)型通貨
プラットフォームの資金プールに預けられた資金はメンバー同士の協力のもと管理されているため透明性が高い - メンバーになるためには公式サイトから本人確認手続きと会費の支払いをしてメンバー契約に合意する必要がある
メンバーになって初めてNMXトークンを得られるため、取引所などで購入することはできない - 現在主流となっている保険会社により保険サービスの分散型代替手段として、3つのカバーを提供
・【プロトコルカバー】特定のスマートコントラクト(契約自動化システム)のハッキングに対するカバー
・【イールドトークンカバー】複数のスマートコントラクトのカバー
・【カストディカバー】暗号資産(仮想通貨)取引所などのハッキングといったリスクに対するカバー
例えば、資金を預けていた取引所がハッキングされ10%以上の資金を損失した場合や、90日以上の出金不可となった場合に、自身が設定した保険金がNXMトークンによって下りるサービスがある - 保険金を請求する際、請求者はカバー購入時にデポジットされた10%中の5%分のNXMトークンを掛け、請求が認められなかった場合は残りの5%で再請求することができ、請求が認められると5%NXMトークンが返還される
請求が認められなかった場合は返還されない仕組み - 保険金の請求が発生すると、メンバーによる投票によって支払うかどうかが決定される
投票はNXMトークンを掛けて行われ、投票が終われば掛けた分は返還されるが、不正な投票であるとみなされた場合は返還されない
投票に参加すると資金プールの約20%分の新規発行されたNXMトークンを報酬として獲得可能 - スマートコントラクトの評価をするメンバーはリスク評価者と呼ばれ、誰かがカバーを購入した時に報酬としてNXMトークンを獲得することができる
NXMの供給量
NXMの総供給量は6,784,822枚で、現在の市場流通量は約660万枚
NXM(NXM)取扱取引所
NXM(NXM)は海外の取引所で取り扱われています
NXM(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト