Curve DAO Token / カーブダオトークン とは
Curve DAO Tokenとは、DEX(分散型取引所)であるCurve Financeが発行する独自トークン
Curve Financeはイーサリアムのブロックチェーン上に構築され、AMM(自動マーケットメーカー)を使用して流動性を管理しており、ステーブルコイン取引に特化したAMMとして注目を集めている
※AMM(Automated Market Maker):一般的な取引所において注文時の取引価格を決定するオーダーブックは使用せず、スマートコントラクト(取引自動化システム)によって通貨をプール(預け入れ)し、その後に取引相手の通貨とスワップ(交換)することで取引が成立する仕組み
保有通貨をプールすることでDEXの流動性に貢献するため、報酬として手数料収入やガバナンストークンを獲得できる
※ステーブルコイン:法定通貨と暗号資産(仮想通貨)の価格が連動する通貨
2020年8月にローンチされ、2022年9月2日時点で時価総額ランキング68位
Curve DAO Tokenの通貨記号
「CRV」カーブと読む
Curve DAO Tokenの創立者
Curveの創設者兼CEO(最高経営責任者)はロシアの科学家Michael Egorov氏
Curve DAO TokenのオフィシャルHP
Curve DAO Token(CRV)の特徴
- Curve Financeが採用するAMMは、市場の価格相場と差異が生じるインパーマネントロスやスリッページと呼ばれる価格のズレが生じやすい性質を持つ
その点、Curve Financeは比較的価格が安定しているステーブルコインに特化したDEXであるため、スリッページを抑えることができ、インパーマネントロスの発生リスクが低い - Curve FinanceはUniswapやSushiswap等の他のDEXと比べて手数料が安く、DeFi(分散型金融)市場の保有資産額ランキングでは常に上位に位置している
- ユーザーはCurve Financeにプールして流動性を提供することで手数料の半分とLPトークンが配布され、LPトークンをステーキング(預け入れ)することで報酬としてCRVを獲得できる
※LPトークン:Liquidity Provider (流動性提供者)の略称で、流動性マイニングを行う対価として得られるトークン - CRVは、運営に関わる事項を決定する投票権を持つガバナンストークンとしての役割を持ち、流動性マイニングの報酬額の決定投票にも参加できるためメリットが大きい
- CRVはイーサリアムのERC-20規格のため、同規格間でのスワップが容易に行える
CRVの供給量
CRVの総供給量は3,303,030,299枚で、現在の市場流通量は約5億枚
Curve DAO Token(CRV)取扱取引所
Curve DAO Token(CRV)は海外の取引所で取り扱われています
CRV(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト