ダッシュ / Dash とは
ダッシュとは、オープンソースのブロックチェーンで、ブロックチェーン上で発行される暗号資産(仮想通貨)も同じ呼び名のDASH
匿名性が高く、高速で安価なグローバル決済ネットワークを提供することを目的としている
2014年1月にライトコイン(LTC)からフォーク(分岐)してXCoinとしてローンチされ、同年2月に名称をDarkcoinへ変更したのち、2015年3月に現在の名称にリブランディングされた
2022年9月6日時点で時価総額ランキング72位
ダッシュの通貨記号
「DASH」
ダッシュの創立者
ソフトウェア開発者のEvan Duffield氏とKyle Hagan氏による共同設立
現在は両名ともプロジェクトから離脱している
ダッシュのオフィシャルHP
ダッシュ(DASH)の特徴
- 「デジタルキャッシュ(Degital Cash)」から名前がとられたダッシュは、日常的な買い物の決済手段としてグローバルに使用されることを目的として開発された
- ダッシュが導入している3つのテクノロジーにより、高速で匿名性が高く安全なシステムを実現
「インスタントセンド(InstantSend)」:高速な取引処理スピードを実現し、例えばビットコインは取引承認速度が約10分かかるのに対し、ダッシュでは約4秒となり、店頭決済への応用も可能
「プライベートセンド(PrivateSend)」:複数のユーザーの取引金額の合計をいったんプールしてから小分けにして送金することで、送金元・送金先を第3者が追跡不可能とするシステム
「X11」:11種類のハッシュ関数を組み合わせた暗号技術で、優れたセキュリティーを低い消費電力でパフォーマンスできる - 2層ネットワークを採用するダッシュにおいて、インスタントセンド・プライベートセンド・ガバナンス機能を実行するのはマスターノード
- マスターノードになるためには通貨保有量が1,000DASH以上で、専用のIPアドレスを持ち端末を24時間稼働させなければならない
- 取引処理速度が高く安全に実行できるため実店舗での決済手段として展開が進められているが、その匿名性の高さゆえ犯罪目的の利用が懸念されている
DASHの供給量
DASHの最大供給量は1,890万枚で、現在の市場流通量は約1,000万枚
ダッシュ(DASH)取扱取引所
ダッシュ(DASH)は海外の取引所で取り扱われています
DASH(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト