Radix / ラディックスとは
Radixとは、DeFi(分散型金融)プロトコルの構築環境を提供するレイヤー1プロトコル
高速かつ安全な新しいDeFiシステムの構築が目的
DApps(分散型アプリケーション)のプログラミングコードを提供すると報酬を得ることができる
独自のコンセンサスプロトコル「Cerberus」、独自バージョンのEVM(イーサリアム仮想マシン)「Radix Engine」を採用
DeFi構築のための新しいプログラミング言語「Scrypto」を開発している
2021年9月にローンチされ、2023年2月1日現時点で時価総額ランキング212位
Radixの通貨記号
「XRD」ネイティブトークン
取引手数料、ステーキング、DeFiへのアクセス、スマートコントラクト(契約自動化システム)などに使用されている
※ステーキング:保有通貨をネットワークに預け入れることで報酬を得られるシステム
Radixの創立者
分散型台帳技術の専門家でRadixのCTO(最高技術責任者)を務めるDan Hughes氏による設立
RadixのオフィシャルHP
Radix(XRD)の特徴
- DAppsの新規プログラミングコードを作成しRadixに提供したり、既にRadixに登録されているプログラミングコードを改善することで報酬としてXRDトークンを獲得することができる
- 独自のコンセンサスプロトコル「Cerberus(ケルベロス)」は、シャーディングにより取引の高速な並列処理が可能で、Radixのスケーリング(拡張)の向上に貢献
※シャーディング:取引の検証作業を分割して並列処理させることで負荷を分散することができる技術 - 独自バージョンのEVM(イーサリアム仮想マシン)「Radix Engine」はCerberusと連携して動作するアプリケーション層
スマートコントラクトを実行するコンピュータロジックで、大規模で安全なDeFiを実現するために開発された - 新しいプログラミング言語「Scrypto」はDeFi専用に構築された言語で、DAppsの迅速かつ安全な開発が可能であるとされている
- ネイティブトークンであるXRDのほか、e-Radix(EXRD)も発行している
EXRDトークンはイーサリアムと接続するためのブリッジ機能を提供しており、イーサリアムとの相互運用が可能
XRDの供給量
XRDの発行上限は240億枚で、現在の市場流通量は約100億枚
Radixを使用することで発生した手数料としてのXRDトークンは100%バーンされ、Radixの取引量が増えれば増えるほど市場供給量が減るため希少価値が高まる仕組み
※バーン(焼却):流通済みの通貨を使用不可能にすることで、価値の保存が目的
Radix(XRD)取扱取引所
Radix(XRD)は海外の取引所で取り扱われています
XRD(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト