Optimism / オプティミズム とは
Optimismとは、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンの内のひとつ
イーサリアムが抱える、取引処理速度の遅延や手数料高騰といったスケーラビリティ問題の解決が目的
2022年5月31日に最初のOPトークンのエアドロップ(無料配布)が行われ、その翌日には大手暗号資産(仮想通貨)取引所に続々と上場した
2022年10月25日現時点で時価総額ランキング136位
Optimismの通貨記号
「OP」運営に関わる提案への投票権としてのガバナンストークン等として使用されている
Optimismの創立者
イーサリアムのスケーリングソリューションであるPlasma Groupで研究者として従事していたJinglan Wang氏、Karl Floesch氏、Kevin Ho氏による共同設立
Plasma Groupが解散し、Optimismが創業された
OptimismのオフィシャルHP
Optimism(OP)の特徴
- 「Optimistic Rollup」技術により、レイヤー1であるイーサリアム上で処理されていた取引の一部をレイヤー2であるOptimism上で処理することで、イーサリアムの負荷を軽減可能
シーケンサと呼ばれるノード(ユーザー端末)が受理したトランザクションを、レイヤー2のOVM(Optimistic仮想マシン)上でスマートコントラクト(契約自動化システム)を実行し、トランザクションをまとめてイーサリアム上に書き込む仕組み
通貨を担保することで誰でもシーケンサになることができる
イーサリアム上に書き込まれるトランザクションの正当性を確かめる「Fraud Proof(不正証明)」により、一定期間内に検証者が不正なトランザクションに対し異議申し立てを行うことが可能で、不正だった場合は無効となり、シーケンサが預け入れた担保の一部がバーン(焼却)され、残りは不正証明に貢献した検証者が獲得 - イーサリアムよりも取引手数料が安く、イーサリアムは約20米ドル(現レートで約3,000円)であるのに対し、Optimismは約0.5米ドル(現レートで約74円)となる
- バイナンスやコインベースといった大手取引所がローンチ直後から続々と取り扱いを開始している
OPの供給量
OPの総供給量は4,294,967,296枚で、現在の市場流通量は約2億枚
Optimism(OP)取扱取引所
Optimism(OP)は海外の取引所で取り扱われています
OP(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト