クアンタム / Qtum とは
クアンタムとは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の強みを1つにしたブロックチェーンプラットフォーム
ビジネス利用を目的に設計された
DApps(分散型アプリケーション)、DeFi(分散型金融)、NFT(非代替性トークン)等のシステムを提供
コンセンサスアルゴリズム(合意形成)はPoS(Proof of Stake)を採用し、保有量に応じて報酬を得られるステーキングに対応
GoogleやAmazonといった世界的大手企業と提携している
2017年に9月にメインチェーンがローンチされ、2022年10月4日時点で時価総額ランキング108位
クアンタムの通貨記号
「QTUM」ガバナンストークンとしても使用される
※ガバナンストークン:運営に関わる提案への投票権を持つトークン
クアンタムの創立者
数々のブロックチェーンプロジェクトに携わってきたQtum財団会長のPatrick Dai氏、CTO(最高技術責任者)兼ブロックチェーン設計者のNeil Mahi氏、リード開発者のJordan Earls氏による共同設立
クアンタムのオフィシャルHP
クアンタム(QTUM)の特徴
- ビットコインは高い匿名性を持つ一方でスマートコントラクト(契約自動化システム)非対応
イーサリアムはスマートコントラクトを実装している一方で、毎回同じ送金アドレスを使用するため匿名性が劣る - 上記のデメリットをカバーするため、2つの独自技術によって構成されている
「AAL(Account Abstraction Layer)」
ビットコインから継承した価値保存機能(UTXO)とイーサリアムのスマートコントラクトを統合させたレイヤーで、複数のプログラミング言語をサポートしているため既存のアプリをQtum用に変換しやすい
「DGP(Decentralized Governance Protocol)」
スマートコントラクトにより、ハードフォークすることなくブロックチェーンの仕様変更が可能
ステーカー、開発者、QTUM保有者によるガバナンス投票で、アップグレードなどがおこなわれる - 必要な分のブロックチェーンデータをダウンロードするだけで取引可能なライトウォレット形式で、サーバー容量の削減と軽快な動作を実現
QTUMの供給量
QTUMの発行上限は設定されておらず、現在の市場流通量は約1億枚
4年に1度、マイナー報酬が半分になる半減期を迎える
クアンタム(QTUM)取扱取引所
クアンタム(QTUM)は国内×海外の取引所で取り扱われています
QTUM(時価総額/相場)
CoinMarketCap参照
*仮想通貨における、世界で最も参照されている価格追跡ウェブサイト